世の常として出会いがあり、連れ添う時合いある。いずれ別離の時を迎えるのも常であるならば、その一期一会を大切にしたいものだ。 |
今日の世相は殺伐として、心をすきま風が吹き抜けて行くような虚しさを感じる事が多い。私の人生を今の人たちに押しつける気はさらさら無いが、終戦時の様に何とも例えようのない虚無感を感じた時を除いては、すきま風に晒された心を抱えて途方に暮れていた覚えはない。家族、友人、微力ながら教育の現場に関わることができた事により触れあった子ども達、何れもが北風を遮りほほえみを与えてくれる暖かい太陽だった。 |
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この世に生を受けて四分の三世紀、その様な想いのまま振り返った足跡をまとめてみた。某かの一助になれば甲斐があったと思う。 |
(清水 三徳) |
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磯釣りの出会いから数十年、時には師であり、仲間であり、ライバルでもあった年月を与えてくれた神に感謝。父親を知らない私には、父の温かみ、男の生き様を無言で教え続けてくれている宝物の様な人である。釣りの世界に身を置く人には、少なからず名を知られていた師であるが、流石に齢には勝てないようだ。然りとてこのまま朽ちられては折角の人生が無駄になるとの思いで、本シリ−ズを執筆していただいた。重い腰を上げるように、後押しをしてくださった奥方様、体力・気力増進に助力してくれた北海道犬の蘭(らん)にも深謝。 |
(三浦 宏) |
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本シリ−ズは今後不定期ではありますが、順次更新(追加)していきます。ご期待下さい。 |
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